妻屋彰教授が設計工学・システム部門部門賞(功績賞)を受賞しました。今回の受賞は、設計工学における妻屋教授の長年の活動に対する評価に基づくものです。
妻屋彰教授のこれまでの尽力が認められ、研究室一同、大変誇りに思います。今後も妻屋彰教授のさらなるご活躍を期待するとともに、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
妻屋彰教授が設計工学・システム部門部門賞(功績賞)を受賞しました。今回の受賞は、設計工学における妻屋教授の長年の活動に対する評価に基づくものです。
妻屋彰教授のこれまでの尽力が認められ、研究室一同、大変誇りに思います。今後も妻屋彰教授のさらなるご活躍を期待するとともに、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
当研究室の大学院生1名,教員1名が第34回設計工学・システム部門講演会にて研究発表を行いました。
書誌情報:鈴木悠河, 筒井優介, 下村芳樹, 妻屋彰, 証拠理論を応用した設計仮説の確信度評価法の提案, 設計工学・システム部門講演会講演論文集, 2024.
概要:人工物の新規設計は,真偽が不確実な仮説(設計仮説)に基づき行われるが,この際の不確実性は設計の手戻りリスクの一因となる.このような不確実性の評価に利用可能な情報の一つとして設計仮説の確信度が挙げられ,これを定量化する手法が期待される.確信度は事前知識などの複合要因の下で決まると考えられるが,これら複合要因を隈なく加味するのは容易ではない.本課題を解決すべく本稿では,証拠理論の応用により,複合要因を加味して設計仮説の確信度評価を行う体系的手法を構築し,その有効性と有用性を考察した結果を報告する.
書誌情報:筒井優介, 光畑孔稀, 妻屋彰, 製品の使用価値向上を支援する行為品質の可視化手法, 設計工学・システム部門講演会講演論文集, 2024.
概要:製品の価値は交換価値から使用価値へと捉えなおされており,使用価値を向上させる上ではその全容を把握することが求められる.一方,使用価値はユーザに依って異なり(異質性), 使用場面において変動する(変動性)上,様々な基準で多元的に評価される(多次元性)ことから,その全容を把握するのは容易ではない.本課題を踏まえ本稿では,使用価値の評価指標として行為品質の概念を新たに導入し,異質性,変動性,多次元性を考慮してこれを評価,可視化する手法を構築する.さらに,手法の有効性と有用性を検討した結果を報告する.
当研究室の大学院生が2024年度精密工学会秋季大会学術講演会にて研究発表を行いました。
書誌情報:小林利輝, 筒井優介, 妻屋彰, 情報量による設計概念の新規性評価法の提案, 精密工学会学術講演会論文集, 2024.
概要:創造的な設計を支援する手段の一つとして,設計者が創出した概念の新規性を評価する手法の確立が期待されている.一方,従来の評価手法のみでは,設計概念の既存市場に対する新規性を客観的に評価するのは困難である.本課題を解決するべく本稿では,情報通信分野において情報の価値を評価する指標として用いられている情報量に基づき,設計概念の新規性を客観的に評価する手法を提案し,その有効性と有用性を報告する.