生産システム工学

生産システムとは、製品を生産するための仕組みのことです。現代の複雑・大規模な製品は、様々な企業が協力しながら生産されます。また各企業の工場内においても、人や工作機械などが連携して生産を行います。生産システム工学は、このような生産システムを設計するための学問です。
本研究室では、生産を柔軟に行うための方法を明らかにするために、生産システムをコンピュータでシミュレーションする方法について研究しています。
本研究室の取り組み
内示生産システムの挙動解析
概要

内示生産とは、製品の需要予測に基づいて前もって生産を行うことを指します。実際の注文よりも前に生産を始めるため、短い納期で様々な製品を調達できますが、需要予測が大きくはずれた場合、過剰在庫や納期遅れなどにつながります。本研究室では、内示生産システムをコンピュータでシミュレーションを行い、内示生産を柔軟に行うための方法を検討しています。
進行中のプロジェクト
内示生産システムのネットワーク構造サプライチェーンのシミュレータ(2020~)
Keywords: 生産内示、需要予測
自然災害に強い生産システム
概要

自然災害によって物流の障害が発生した場合、食料などの必需品が生活者の手元に輸送困難となってしまう場合があります。また、一部の工場での生産が滞るだけで、様々な製品の生産がストップするリスクもあります。このような自然災害が発生しても、その機能が失われず(ロバスト性)、仮に一時的に失われても短期復旧が可能である(レジリエンス)生産システムが求められています。本研究室では、ロバスト性とレジリエンスを考慮した生産システムのモデル化とシミュレーションを行い、その挙動を解析し、自然災害に強い生産システムの実現を目指しています。
進行中のプロジェクト
災害時の物流障害を考慮した最適な物資輸送を支援するシミュレータ(2021~)
Keywords: 物流障害、災害対応計画、多目的最適化