人工物を工学するって?

人間・人工物・環境が調和した世界へ

私たちは様々な人工物に囲まれて生活しています。人工物は、私たちの暮らしに不可欠な存在です。近年においては、さらなる豊かさのために、IoTやAIなどの最新技術を駆使しながら高度な人工物が作られ、使われています。しかし、私たちが暮らす社会は、未だに解決されていない多くの問題を抱えています。

例えば、地球環境問題は最たる例です。他にも、社会インフラの老朽化、製品リコールやセキュリティ事故などが近年において頻発しております。このような問題に共通するのは、人間が生み出した人工物に深くかかわる問題であることです。しかし、暮らしの豊かさを向上させるために作られたはずの人工物が、なぜこのような問題を引き起こしてしまうのでしょうか。

人工物工学では、このような問題の解決の糸口は、人工物が生み出される設計、生産活動にあると考え、これらの活動を支援する方法を探求します。特に本研究室では、設計に関わる活動については設計工学、生産に関わる活動については生産システム工学という呼び名の下で、研究を行っています。

設計工学研究

現代社会に求められる人工物設計の支援を目指す学問です

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生産システム工学研究

生産システムを適切に管理するための理論と方法を探求する学問です

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