当研究室に所属する2名の学生が修士号、7名の学生が学士号を取得しました。おめでとうございます!
月別アーカイブ: 3月 2024
2024.03.14|精密工学会春季大会で発表(大学院生2名)
当研究室の大学院生2名が2024年度精密工学会春季大会学術講演会にて研究発表を行いました。
書誌情報:坂本考明, 筒井優介, 妻屋彰, 内示生産方式における変化に即応するサプライチェーンに関する研究(第4報)−部品表を考慮したモデルの作成−, 精密工学会学術講演会論文集, 2024.
概要:内示生産方式をとるサプライチェーンの挙動解析や生産・在庫管理を目的とした従来研究の数理モデルの多くは単一の製品,部品の受発注関係を対象としており,複雑なサプライチェーンの挙動を表しきれない可能性がある.本報では,第3報で提案したサプライチェーンの数理モデルを拡張して部品表に基づく製品構造を扱う数理モデルを構築したのでその内容について報告する.
書誌情報:鈴木悠河, 筒井優介, 下村芳樹, 妻屋彰, 設計仮説のモデリングに基づく手戻りリスクの可視化手法の評価実験, 精密工学会学術講演会論文集, 2024.
概要:人工物の新規設計は仮説(設計仮説)の生成と検証により進行するが,下流工程で設計仮説の誤りが判明した場合,致命的な手戻りが生じうる.そのため,設計仮説に係る手戻りを早期発見することが求められる.本課題に対して著者らは,設計仮説のモデリングに基づく手戻りリスクの可視化手法を提案しているが,その評価は未達である.本稿では,本手法について有効性と有用性の観点から評価実験を行った結果について報告する.